2007年10月12日金曜日

ドン・キホーテ、長崎屋の店舗を業態転換

ドン・キホーテ、長崎屋の店舗を業態転換

 ディスカウントストア大手のドン・キホーテは買収に向け最終交渉を進めている中堅スーパーの長崎屋(千葉県市川市)について、買収後に店舗網をてこ入れする方針だ。業績不振の十数店を対象にドン・キホーテ店舗への業態転換や一部の閉鎖も検討する。衣料品などの仕入れ共通化や間接部門の一部も統合を進めて相乗効果を狙う。

 現在、長崎屋の筆頭株主であるキョウデンも含めた3社で買収額や経営体制など詰めの協議を進めており、近く最終合意する見通し。買収額は140億円前後を軸に調整し、経営体制については代表権者も含めドン・キホーテから2、3人の取締役を派遣する可能性もある。

 長崎屋は北海道、関東、中部など全国に55店を展開。このうち十数店は他店との競合で販売が苦戦しており、てこ入れ策を検討する。具体的にはドン・キホーテが運営する複合商業施設に衣替えするほか、長崎屋の店舗内にドン・キホーテが出店することも検討する。

 blog it

0 件のコメント: